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眠っているはずだった。
花弁を食らう夢でも見て大人しく——。
「どうした?いいよ。もっと動かしてごらん」
「ああ……こんなの……」
「好きにしなよ。僕は上を虐めてあげる」
「ハァンッ……!」
今度はもっと細かく舌先で転がして悶える僕を見てる。
「ンッ……九条さ……んっもう……!ボク……」
まさかここまで追ってくるなんて。
それでまさかこんなことするなんて——。
「ああ、いやぁっ……!」
そんな中。
九条さんが突如電気スタンドを灯した。
「イケよ和樹……ここだけでイク顔……僕に見せろ」
灯りの下
僕を啜り上げ命じる紳士と目が合った瞬間。
「んんっ……ああああっ……!」
羞恥と興奮で僕は絶頂に達する。
浅ましくも薄い下着越しに彼の手を汚す僕を、九条さんはまばたきもせず見つめていた。
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