下ネタはどうだい?

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男子はなんで「うんこ」が好きなのか? 某漢字ドリル然り。 勉強が嫌だから、面白くすれば楽しくなって勉強するんじゃないか? ってヒットする世の中。 先日、家族で休日ドライブ中、そんな話になった。 嫌がるから、そんな話をするのが面白いのか? 単純に男子はそうなんだ、と旦那と息子(小学生)が笑う。 生理的現象で、旦那は普段から下痢気味でトイレを探すのに苦労することが多々あるようで、その必死さが便秘症の私や息子は理解できない。 そんな話から元ゲーマーな旦那が息子とゲームを作ってみようと話をしていたらしく、じゃぁ「トイレ探しゲームはどうだろう?w」と言い出した。 チュートリアルは小学生(男児)が学校の帰り道で、トイレを探す!(最終的に立ちションも許される) 初級は年齢を上げて中学生ぐらいで、とバカな話は続き、じゃぁ、いい年のおっさんが退勤後の飲み会帰り下痢でトイレを探すのがハードモードかぁと大笑いした。 (すでに同内容のゲームはあるようですw) まぁ、斯く言う私はそっちの用ではない方で、トイレを必死に探したり、我慢をすることが多かった。 小さい頃は今の私を知る人がびっくりするほど恥ずかしがりで、人前で先生と話すことなんかできなくて、「先生、おしっこ!」なんて、言えなかった。幼稚園児じゃ、時間なんか読めないから、我慢して我慢して我慢して、そうして、決壊するのだ。 生暖かいものが足を伝う。 これはしっかり記憶してるほど、何度もあった。 そして、それはオネショもそうだった。 何しろ小学3年生ごろまであったのだから。 これの思い当たる理由としては、下の妹が生まれたことが原因だったと思う。 前出の「うんこ」話になる前の話が「夢の中のトイレ探し」だった。 ああ、こんなお漏らしばっかりしてたから、見るのではないのだ、誰でも見るのか、と少々ほっとする。 (就寝中に)催すと(夢の中で)トイレを探すが、なかなか見つからなかったり、汚かったり、紙がなかったりする、という話で盛り上がった。女性だけでなく、男性もいくら立ちションできるとしても、トイレを探すというところにちょっと目からウロコだった。 この手の中での私の最大の我慢は、関空ー羽田の飛行機内だった。 その当時、まだジャンボジェット機で、2階もエコノミーシートだった。乗り物好きの私としては「わーい、2階席だ!」ぐらいに思っていた。もちろん、窓際席だ! 窓際席のマイナスポイントはトイレに立つタイミングである。 長期フライトの場合は、隣が席を立ったら、すかさず、自分もいっとく!(トイレに)であるが、何しろ、関空ー羽田はフライト時間が1時間ってところだ。もちろん、事前にもトイレは欠かしていない。しかし、ことは起こった。きっと、乗る直前にコーヒーかなんかを飲み、意地汚くも、その当時「機内でもらうならスープよね」ときっちりもらっていた。ちょっと催してきたな、と思った頃、 「当機はまもなく、着陸態勢に入ります・・・これより先の化粧室のご利用はお控えください」のアナウンスが流れたので、まぁ、あと10分15分の辛抱と思ったのが、間違いだった。 想像してください。見たことはありませんか? 羽田空港の近くで、夕方のラッシュ時、着陸待ちで旋回している飛行機の群れを。 そうです。着陸させてくれないのです。10分・・・20分・・・きっと30分近く待ったのでしょう。 大の大人が流石にお漏らしできないですからね;; 何度も自分に言い聞かせました。 「ダメ、我慢、我慢だ!」 一度、我慢してしまったら、もう行く機会を失ったも同然。 「そうだ。我慢だ!我慢だ我慢!我ーーーー慢!」 何度唱え、自分に言い聞かせたことでしょう。 もう、反省する、後悔する余裕もありません。 やっと、当機(勝手に言っとく)の順番が来たのか、高度を下げていきます。 「我慢だ我慢!我慢だよ!私!我慢するんだよ!私!」 額に汗が滲み、手汗ももうベタベタです。 滑走路が見えてきた。 「我慢だよ!私!我慢だ!私!」 滑走路が下に。 「我ー慢だよ!私!我ーー慢だ!私!」 タイヤが地面に着きます。衝撃がちょっとキます。 「我慢!我慢だ!私!」 キュルキュルタイヤが動き、二大航空会社だったので、直接、空港に搭乗橋でゲートに到着。(LCCだったら逝ってます。バスだったりするもん) 「もう少し、もう少しの!我慢だー!もう少しなんだぁああああ!」 飛行機が定位置に着いた途端に、我先にと、人を押しのけ、2階席から階段を降りて、トイレを目指します! きっと鬼の形相だったに違いありません>< ゲート内のトイレを必死に探します! 「どこだ!?どこなんだぁああああ!」 トイレのサインを見つけ、カクカク曲がって「なんでこんな複雑なんだー!!!」と焦りながらも個室に飛び込み、必死にスボンを降ろします! 便座に座って、ほっと一息! ところが、出・な・い・ん・で・す! 「もう、いいんだよ」準備万端だよ。 あまりに強く暗示をかけ続けたせいで、出ないんです! 「え?」 今度は自分に「シーコイコイ、シーコイコイ」←(子供の頃に言われてた)と何度も「シーシー」言ってあげます。 そうしたら、やっとチョロチョロっと出てくれました。その後、全部出したはずなのに、なんかすっきりしない、残った感がしばらくありました。 これが私の最凶の下ネタです。 その後、3回ほど全身麻酔の手術を受けることになりましたが、目覚めた後のトイレの恋しさ(排尿したさ)も辛いものです。 麻酔が抜けきってなくても、すぐにトイレに行きたくなります。 体が重いまま、フラフラでも、よろよろと行きます。 この後、局所麻酔で動けなくなる手術も受けました。 この時は本当に天国のようでした。今調べて名称がわかりました! 尿道留置カテーテル! 麻酔の効いてるうちにカテーテルが差し込まれてて、尿意←(これも調べました!)がないんです! したいのに、できない、という切羽詰まった感じがないのー! 心配なのはその尿が貯められるパックが溢れないかということぐらい! 次もぜひ!これで!お願いしたい! (次ない方がいいと思うんだけど^^;) そんな日々も遠くなってきた最近では、トイレですっきりするたびに、昔、誘われて行ったスナックのママさんが言ってたことを思い出すのです。 「我慢した後のトイレで出した時の快感はないわぁ、セックスなんかより全然快感だと思うのよー」って言葉を。 ちょっと分かるようになってきた気がします・・・・
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