第二章 ひとつ目の本番
13/13
読書設定
目次
前へ
/
177ページ
次へ
「じゃ、用はこれだけだから」 たかが、一万円そこそこのお金を手にして金銭的な満足感を得られる訳がなかった。 歩美が欲しているのはお金の金額ではない。 私から何かを取り上げる事で満足感を得られるらしかった。 幼い頃は、今とは反対になんでもくれる子だった。 私はこめかみの傷痕を触った。 あのささいな事件の後から歩美は変わってしまったのだ。
/
177ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1317人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
18,756(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!