腐女子の恋の行方

2/3
前へ
/3ページ
次へ
本当にあたしは何を妄想していたのか話を聞いていなかった。 「会田先生によればイケメンらしいよ、狙っちゃおうかなぁ」 「美咲ったら彼氏いるでしょ」 「ちぇっ」と残念そうな顔をする美咲の前であたしはイケメンかぁ… クラスの誰とカップリングしようかなんて考えているあたしは何かの病気なのだろうか… いや…健全な女子高生である。 エロ最高なんて心の中で思う。 …―――― 来た先生は確かにイケメンで背も高く女子はウキウキしていたがあたしは違う意味でウキウキしていた。 やっぱりイケメンだから可愛い系…いや、小悪魔系の綺麗目男子もいいなぁと教室の男子を物色していた。 すると大人しめな男子、小松君と目が合ってしまった。 すると彼は顔を真っ赤にしながら目を反らす。 おっ…可愛いかも…
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加