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ゴールラインの先の僕らは
あれから何年も経って、
結局きみには、あれ以来、会えていないけど、
大人になった今でも、思いだすんだ
きみのこと
そしてあの時、リストバンドを受けとっていたら、素直な気持ちを伝えていたら、
どうなっていただろうって考える
僕らはライバルだけじゃなく、友達にもなれたかな
どんなことがあっても、一緒にいられたかな
今ならわかる
もし、あの時離れなくても、いつかは、離れる時がきたかもしれない
たとえ、道が分かれたり、途切れたりしたって、そこで、全てが終わるわけじゃない
その先も、道は続いていくんだ
あの時は、今しかみえていなかった
一度離れてしまえば、終わりだと思いこんでいた
でも人生は案外、長い 生きてさえいれば、いつかまた会える
そう信じて、僕は僕なりに、生きている
きみは、こんな僕を許してくれるかな
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