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口付けを終えれば疲れたように陛下は眠る
陛下の体をタオルで拭き清める
朝が来れば夜の事など無かったかのように過ごす
本当は服を脱ぎあの身体を堪能したい
奥の奥まで己を挿し込み子種を出したい
しかし、服を脱ぎこの男の体を見れば陛下は夢から醒め姉が死んだことを受け入れてしまう
そうすれば私は用無しだ
ならば私は私を演じ続けなければいけない
この日常を続けなければ
それこそが陛下の、私の幸せであると今日も私に言い聞かせる
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