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静かに游ぐんだよ、月の光の中を。
ほとんどお喋りしない、口数の少ない子達だよ。
でもね、真似っこがとても好き。
ねえ君、不思議な音を聞いた事はない。
闇夜の静けさの中、かすかな音を。
昼間は気にもしない、どこか遠くからの音。
伝わって来る、優しい響きを。
お布団の中、眼の覚めちゃった夜。
みんなの寝息の漂う部屋に。
遥か遠くから、鉄道の音が響くのを聞いた事はない。
「……がたたん、ごととん、ごととん」
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