D ヨルノセイカツ

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だいたいね、ソッチの経験が希少な私と百戦錬磨の彼とでは、“格”ってもんが違いすぎる。 本音を言うと、コトが終るとすぐにヘロヘロになってしまう私は、ソロソロ落ち着いてくれないかなあ、と思っていた矢先だった。 気を遣ってくれてる彼に、こっちも遠慮しちゃってて、なかなか言えなかったけど…… 今夜、私は思いきって彼に伝えようと思う。 『アキトさん、無理しなくっていいのヨ。 今夜はユックリお休みになって』 アキトさん。 トーコは何時でも、アナタの事を想っています……
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