第1回

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 「ほら、私、そんなに食べ物の好き嫌いってないから」  「渉夢ちゃん、すごいね」  ピースが口笛を吹きながらやってきて、渉夢たちの目の前で腰を下ろします。渉夢はサイドの髪のあたりに手を当てながら、照れていました。  「いいえ、そんなことないです。ピースさんだって好き嫌いがないでしょう」  「いや、あるぜ」  よおと片手を上げ、ビリービングがピースの横に腰を下ろします。
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