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「ビリービング……」
まずそうな表情で隣に座ってきた少年を横目で見たピースです。
「え、ピースさん、好き嫌いあったのですか?」
と、渉夢が言うと、ビリービングは首を振ります。
「食べ物じゃないんだけどな。ピースはな、ミュージーンのハチがダメなんだぜ」
「ハチ!?」
「ゴーが頭の中で想像している地球の毒針があるハチとちがうんだ。ミュージーンのハチの姿形は地球のハチと一緒だけど、ミュージーンのハチは耳元を狙って歌ってくるハチなんだ」
こう説明をしてくれたオープに渉夢は鳥肌を立てていました。
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