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「オープからこれまでのお前の報告は、バッチリ聞いてるから」
ニコリと笑い、ピースは渉夢とオープのいるところに戻りました。ビリービングも水道の蛇口をしめ、ホースも片付けてからピースについて行きます。
彼らが戻ったとき、渉夢とオープは異世界ミュージーンの乗り物の話題で盛り上がっていました。
「オープ、ミュージーンに電車があったって本当!?」
渉夢は一口、メロティーといった紅茶のようなお茶を飲んだあと、オープに聞きます。
「本当だよ。バスだってあるよ。飛行機やヘリコプターはないかな。バスがだって地上を走るほかに、空を飛ぶ飛行機やヘリコプターの役割もしているから」
オープはプリンゼリーを完食してからそう答えました。
「地球だったら風の抵抗とかですぐ『バスのヘリコプターと飛行機』、壊れそうだけど」
「ミュージーンはその心配全然ないよ」
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