・絶句……!

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・絶句……!

放課後、忘れ物を取りに学校へと引き返し、教室に戻ると、悲鳴のような声が私の耳に聞こえてきた。 「何?」 机に入れっぱなしだったスマートフォンをバッグに入れると、興味本位もあった私は、声が聞こえている隣の教室に足を向ける。 「3組から、聞こえてきてるよね……」 私が悲鳴だと思っていた、“その声”は近づくにつれ、悲鳴ではない事がわかってきた。 「まさか……」 声の出どころである、3組へとたどり着くと、私は窓を少し開け、中の様子をおそるおそる確認してみる。 「ありえない……」 私は絶句した。
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