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(第1話の続き)
「おーい早坂ー、交代だぜ」
「おっ、やった!」
同僚の青葉 真琴 (あおば まこと)が走ってくる。
同い年で、割と仲がいい。
「お前、今日は襲われなかったか?笑」
「おい笑ってんじゃねぇよ」
「あはは、まぁその見た目じゃな…」
「は?」
「(無自覚か)なんでもねーよ。飯行けホラ!」
…??訳分からん。
まぁ女顔なのは気になるけど…流石にごついだろ俺。
「あ、そうだ。お前今日高等部寮の見回りな」
ん?のおおおおおおおおお!!?!?
「え、やだぁ…」
「やだぁって…だって順番だろ?俺だってやだ」
「食欲なくなった…あぁもう俺生きていけない…」
「頑張れ〜、てか襲われても相手生徒だから投げるなよ?」
「はー?流石に襲わないだろ笑」
ただの警備員だぞ?
そんな美少年だったら話は別だけど←(美人)
ないない。ぜぇーったいないね!HAHAHA!
「…ま、気をつけろよ」
「おーす、じゃーな」
俺はほんとに馬鹿だった。
無警戒だった。
あんな目に合うなんて。
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