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第2話
時とはあっという間に過ぎるもので、夜です。
やぁーだ〜、もう夜なんだけどぉ〜(黙)
「はぁ、行くか」
あ、言い忘れてたけど、この学園は学生寮だけではなく、職員寮もある。
……はい。言いたかっただけです。
「つーかいつ見てもホテルみてーだな」
セレブ校なだけあって、やっぱ寮も校舎もすごい。
ホテルって言っても金取れるぜ。
「失礼しまーす…」
警備員用のスペアキーでドアを開けて、中に入る。
なんか静かだな…。
「……っ、ぁ…」
ヒュウーお出ましだぁー!←
てかなんでトイレつかってんの??
見られたいの?ん?
とりあえず、声かけとくか…
ま、こういうの初めてじゃねぇし。
「おーい、程々にして部屋戻れよー」(優しい)
「……」
ん?あれ?反応がないぞ…?
なんでだ?
トイレから人影がこっちに来る。
中から出てきたのは、男らしいでかい奴。
「…んだよ、警備員か」
「お、お楽しみのとこごめんな…」
「チッ、邪魔しやがって」
こ、こわ
不良だったよ…でもイケメンだなこいつ
ホントに美形多いんだな
「せ、先輩?」
デカいのの後ろから、今度は可愛いのが顔を出す。
次から次へと…
「紫月(しづき)、」
「あ、警備員さん…!ごめんなさい、戻ります!」
「おい、」
「もう終わったんで!ホラ行きますよ!」
「あ、よく寝ろよ…」←
スタスタと2人は行ってしまった。
つーか、まだ1階のトイレだぞ…恐怖なんだけど。
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