プライド高い元ホスト事情②

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個室から出て来たのは、大翔君。 風麻さんのいるカウンターへ向かう。 風麻「お疲れ様。…どお?馴れた?」 大翔君は、グラスに氷と水を入れて一気に飲む。 大翔「特に問題無く。」 炭さんは、大翔君を見て思った。 しかし何も言わず風麻さんに話をする。 炭 「…また…随分と似た奴に好かれますね…。」 大翔君は、少し機嫌が悪そう。 大翔「…初めまして。…風麻さんの知り合い…ですか?」 風麻さんをギロッと見る大翔君。 全く顔を変えず微笑む風麻さん。 風麻「…昔、一緒に働いていた所の後輩。…それだけだよ。」 炭さんは、大翔君に聞いた。 炭 「名前は……?」 大翔君は、迷うことなく 大翔「ソラです。」 僕の名前を使っていた。
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