天職の第一段階

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個室から先に出てきたたくや君に店長が声をかける。 店長 「お疲れ様。どうだったかな?」 たくや君は、いつもの無愛想な顔と言い方で店長に…。 たくや「まぁまぁッス。」 店長は、たくや君の顔を見て、直ぐに解った。 店長 「まんざらでもないって事ねー。…せっかくだから、採用しようか。」 個室で疲れ果てた僕を店長さんが声をかけてくれたけど……。 結構長めに口を使っていたので、口が半開きで痺れが酷くて上手く返事が出来なかった。 でも、翌日から来てと言われたので採用されたのは、間違いないから……。 これも、経験を積んで行かないと。 毎日が色々勉強しなきゃいけない。 ……お客さんを相手にするまでに、そんなに時期は、かからなかった。
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