月明りの下で吸血鬼と共に

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「・・・・・・嫌だ。なら、お前の居場所へ連れてけ」  相棒の発言を嫌がり唯織は拒否をした。  この相棒が殺してくれる人物だと思い、ここまで着いてきた。  なのに唯織を殺してくれないのなら、今までが無駄になる。それは唯織にとって困る結末だった。  すると相棒がある事を言う。 「もう戻れないぞ?」  唯織に対して希望の光が照らされた。次に相棒がカマかけているように感じた。 「構わない、僕を連れてって欲しい」  そのカマに乗っかり、自慢げに唯織は答えた。相棒である吸血鬼が応じて、死にたがりの少女と共に姿を消してしまった。 END
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