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「俺はもう孵化することが出来無い卵なんだ。腐っちまったんだ、、、、」
なんて大袈裟な、、コイツは本当にバカだなとカナタは思った。
「じゃあ、せめて発酵したらいいんじゃないか?ピータンになれるよ。独特でお前らしい。」
「なんだよ、その慰め方!幼馴染ならもっと優しくしろよ!」
「俺は今かなり呆れているが、それを抑えて十分優しくしている。が、いつまで保つか分からない。」
「え、、?」
「なんならその卵とやらを壁にぶつけて無理矢理割ることもできるよ。」
そう言うカナタの目は全く笑っていなかった。
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