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カナタが階段を降りると、ハルカの母親がいた。
「ハルカ、やっと学校に行ってくれそうね。ありがとうね、カナタくん。」
「はい。」
「でも、、、。」
「でも?」
「カナタくんはもう生えてるのねー!
ハルカがツルツルだからビックリしたわ。」
そう言い含んだ笑みを見せるハルカの母親。
カナタは心の中で大きな舌打ちを返すのだった。
、、、ハルカにどうこの償いをしてもらおうか。
「でも少し心配だわ。明日学校でからかわれて、また不登校にならないかしら、、」
「あ、大丈夫ですよ。それは。」
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