ハルカとカナタ

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カナタは回想する。 今日のホームルームの少し前だ。 カナタは壇上に登り、全員の顔を見渡して言った。 「明日、ハルカが来てもあの話は絶対するな。した奴は、、覚えておけよ。俺の全力をかけて、、」 一呼吸空けて、次の言葉を紡ぐ。 「潰すから。」 生唾を飲み込む音がちらほら聞こえてきた。 慌てて頷く彼らを見てカナタは、 「ありがとう。」 と極上の笑顔を返した。
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