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第1話 ミキオ と サクラ♡
サクラ は ミキオ が 運転する バイク の 後ろに乗り、初夏の 生温い風を感じている。
サクラ
「ねえ、ミキオ! サクラ…お腹すいた〜☆
ちょっと『ぱるる(喫茶店)』寄って行こうよ! 」
ミキオ
「オッケー☆ でも サクラ…
あんまり食べ過ぎんなよ〜☆
前より ちと 太ったんじゃない? 」
サクラ
「え〜…ショック!
自分じゃあ 気が付かなかったのに〜☆☆☆ 」
ミキオ
「まあ、まだ 許容範囲内だけどね☆
オレは 痩せてる サクラ より 良いけどね〜☆」
サクラ
「ミキオ♡ ありがとう…
でも 私が太った…って 何で 分かったの?… 」
ミキオ
「それは…その…お前が いつも オレの背中に しがみ付いてるからだよ☆ 」
サクラ
「えっ! やだ♡ 私ったら……☆ 」
ミキオ
「サクラ♡ 飛ばすよ! シッカリ 掴まってろよ!」
ブィーン!二人の乗るバイクは 新緑の風になった。
……………………
ミキオ
「サクラ♡ 着いたぞ〜☆ オレも 腹ペコだ〜☆ 」
サクラ
「ミキオ〜、待って♡私を 降ろしてよ〜☆ 」
ミキオ
「あん? 甘えてる?
それ位 自分で 降りれるだろう…? 」
サクラ
「ミキオ に降ろして欲しいの ☆ 」
ミキオ
「まったく…世話の焼ける お嬢様だな〜☆」
……………………
ミキオ
「マスター… 何か 美味しいの 作ってよ。
おっ、カウンターの女…スゲエ美人!
しかも、脚…長… !」
カウンターの女性は 携帯電話で がなり立てている!
『だから…高倉 ライダー研究所…なんて 看板すら 無いんだから!
ちゃんと調べて すぐ連絡ちょうだい!』
「キミ! チョット聞くんだけど…
この辺に『高倉 ライダー研究所 』って所…知らない…? 」
ミキオ
「あっ、知ってますよ! コイツんち です! 」
そう言って サクラを指差した。
カウンターの女性
「私はユリ! 警視庁 の 特別攻撃機動隊 よ!
新しい ライダースーツ が 完成したって聞いて 来てみたの!
案内してくれる? 」
サクラ
「分かりました。 じゃあ、ケーキセット2人前で 手を打ちましょう ~☆ 」
ユリ
「はあ? ゲンキンな奴だなあ…。
マスター! ケーキセット2人前 作ってやって!
『高倉ライダー研究所』…
探す手間が省けたわ…。」
……………………
サクラ
「ユリさん ☆ ココです! 」
そう言って 中へ 入って行くと……
誰かに荒らされたようだった!
ユリ
「しまった! さては…
バッド・ソルジャー に 先を越されたか ! 」
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