向き不向き

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現実の世界でも、マーくんはひとつの事やひとりの人を大事にして知識や交流を深めていくのに対して、ヨッチは様々な事や人と広く多様な関係を築いていく。 そうしてマーくんは、いつの間にか周りが驚くような深い知識を得ている。 ヨッチは、広い分野の様々な知識を得ている。 マーくんは、何年経っても何時間もかけて訪ねて来てくれる親友や、いつもマーくんを気にかけて手紙をくれる先生に恵まれる。 ヨッチは、その時々で新しい人間関係を広げ多くの友人・知人に恵まれる。 これは、どちらが良いというものではない。 どちらにも優れた面があって、それぞれマーくんならでは・ヨッチならではの武器になっていると言える。 マーくんがヨッチのようになろうとしても、ヨッチがマーくんのようになろうとしても、うまくはいかないだろうし、なる必要もない。 お互いの良い部分は参考にしつつ、自分に向いた自分の道を堂々と歩んでいけば良い。
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