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修太朗さんは私の問いかけなんてまるで聞こえないとでも言うように黙殺なさると、シフォン素材のスカートの上から私のヒップラインを撫でていらっしゃって。
サラサラとした布地が、修太郎さんの手の動きに合わせて上下するたび、太腿や膝裏にスカートが擦れて、その感触がくすぐったいような心地いいような、何とも言えない刺激に変わる。
「ん、っ」
手で口を塞ぐことのできない私は、ギュッと目をつぶると、鳥肌がたつようなそのゾワリとした感覚に、懸命に耐えた。
時折、柔肉をギュッと揉み込むように彼の指先がまろい皮膚に食い込む。その痛みですら甘やかな快感に変わるようで、私は必死で両足に力を入れてその刺激を怺える。
と、お尻の谷間に沿うように、修太郎さんの指先が背後から前の方へ伸びてきて。
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