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「あっ、やだ、しゅう、たろぉ、さんっ……」
思わず彼の名を呼びながら修太郎さんに戒められた両手を、空をつかむようにギュッと握る。
修太郎さんは、私のそこが濡れていることを確認するように、愛液でぬるんだ双丘を亀裂に沿って何度も何度もなぞっていらっしゃる。
「んっ、あっ、ダメ……ッ」
布越しに彼の指が動くたび、下腹部からクチュックチュッ……と小さな水音が響いてきて、私は恥ずかしくてたまらなかった。
「日織さん、あまり声を出すと外に聞こえてしまいますよ?」
そうおっしゃる修太郎さんの声はどこか意地悪で。
私は、声を上げないように机に顔をうつ伏せて、じっとその快楽に耐えるしかなかった。
「今日はこのまま、気持ちよくしてさしあげましょう」
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