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修太郎さんの指先が小さくとがった敏感な花芽に触れるたび、そこが硬くしこって痛いような痺れるような何とも言えないもどかしさが込み上げてくる。
「あ、ぁ……、んっ!」
私は修太郎さんの手淫に翻弄されるまま、気がつけば目の前に火花が散るような感覚に見舞われていた。
直前までギュッと力が入っていた全身が、その瞬間一気に弛緩して、下腹部を中心にビクビクと身体が震える。
「上手に……達することができましたね」
私の下半身から手を離すと、その指先についた蜜を見せつけるようにして、修太郎さんが微笑む。
私は彼の手を濡らすものが自分の愛液だと思うと恥ずかしくてたまらなくて、思わず修太郎さんの手を取った。
「ごめ、なさいっ」
こんなに汚してしまって。
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