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眉根を寄せて言えば、「僕の方こそ日織さんの下着をダメにしてしまいましたね」と言われて。
私は修太郎さんのその言葉に、いたたまれなくなって両膝をギュッとすり合わせる。
しとどに濡れそぼったままの秘部から、女性特有の香りが匂い立つようで、それがまた恥ずかしくて。
すると、そんな私の様子を見た修太郎さんが、とんでもないことをおっしゃった。
「――濡れた下着なんて、いっそのこと脱いでしまえばいい」
言って、私をじっと見つめていらして。
「……あ、あの……修太郎、さん?」
彼の視線の意味が理解できなくて、疑問符混じりに名前をお呼びすると、「ご自分で脱がれますか? それとも僕が脱がせて差し上げましょうか?」と聞かれてしまう。
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