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修太郎さんが私の胸を触りながら、服の裾をグイッとめくり上げていらして、ほんの束の間ギュッと抱きしめられた隙に、いつの間にか上衣から頭も腕も抜き取られてしまっていました。
気が付けば、私は半裸です。
でも、恥ずかしいと感じる間もなく、修太郎さんに胸の先端に口付けられて、もう一方の胸も指先で爪弾かれたり、ギュッと摘まれたり、手のひらで転がすように押しつぶされたり。
「はぁっ、んっ、あっ……」
あまりに刺激が強すぎて、恥ずかしさよりも快感が押し寄せてきます。
実際、修太郎さんに翻弄され続けている胸は、彼の手や口に含まれているので隠されていると言えばそうなわけで――。
「しゅ、たろ、さんっ、あっ……」
一生懸命合間で合間で彼の名前を呼ぼうとしますが、そのたびに胸からの、突き上げてくるような快感に意識をさらわれてしまいます。
「あ、――はぁっ、んっ」
そうこうしているうちに、胸しか触られていないはずなのに、下腹部のあたりがキュンっと締め付けられるように切なくなって、私はビクンッと身体を震わせました。
一瞬、頭の中に光が炸裂したみたいで……目の焦点が定まりません。
荒い息を吐きながら修太郎さんをぼんやり見つめると、
「日織さん、本当に可愛いです」
そう言ってギュッと抱きしめられました。
「あ、あの……修、太郎さん……今のって……私……」
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