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「いきなり、なんなんですか!」
美祐の意地悪かなにかで、下半身も裸にされた状態の丞。乳首が感じるから、と下半身の反応まで気付かれているとは思いも寄らなかった。
「なにって、シコってあげるんだよ」
こうやって、と付け加えた美祐。手首を丸めて上下を振り、オナニーをする姿を表してくる。
童貞だけれども、流石に一人でのやり方くらいは分かる。
美祐は、年下そうな顔立ちそう。年上だろう丞は、ずっとからかわれてきてばかりだ。
「いいからっ」
雄が半勃ちしているのを見つめる美祐がそっと触り始める。美祐の指を手のひらを舐めるように指示された。
指示通りに丞は、味がしない指や手のひらを舐める。なんでいとも簡単に言うことを聞いてしまうのだろう。
社会人として” 命令 “には従順なのである。
何度も口内の水滴を美祐のに濡らしていく。楽しくもなんともないのに舐めるのを止められるまで舐め続けた。
ヌルヌルとした美祐の手が、丞の雄を優しく上下に揺らす。滑りに良く優しめだから気持ちいい。
これが女性ならばなぁ・・・・・・。
つい禁句の言葉が浮かび上がり、雄がまた凹む。
「なにか考えてた? 凹んだんだけど」
「これが、女性ならばいいなぁと・・・・・・」
こんな濡れ場の状況で性別の壁を建ててしまうアホの丞。
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