佐藤と塩田 15

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佐藤と塩田 15

佐藤が俺と二人きりになりたがるときは 決まって、 王さまの仮面を脱いで本音で何かを話したいとき。 いいよと言ったときに一瞬見せる、 ほっとした顔が可愛いと思ってしまう俺は、 いよいよ本格的に末期なのかもしれない。 月明かりの下、 月が浮かぶ風呂に二人で入り、 君の本音をのんびり待つ。
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