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「無理、しないで」
「聞いてみないとこっちもやられてばかりじゃ、ね」
心配する友達の顔。
もうこんな表情にさせたくない。
そしていつの日か聞く事に...
授業中黒田くんの消しゴムが下に落ち、黒田くんより先に気付いたあたしは拾ってあげる事に。
「触んな、ブス」
冷たい目付きであたしの手を足でグリグリと踏みねじる。
その後の休み時間にその消しゴムを窓から投げ、どこに行ったかわからないまま拾って来いと言われた。
黒田くんの消しゴムだからあたしが行く必要ないと無視しようとしたけど、唯一の心の支えの友達を事で脅され渋々行く羽目に。
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