わたしの願い

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「じゃあ、またね」とわたし達三人は、友君に手を振り家路に着く。 まだ、日差しが強い夏の道を三人揃って歩いた。みんながいてくれて本当に良かったと心から思う。 だけど、わたしは、お兄ちゃんの為なら悪魔にでもなれるその気持ちは変わらなかった。そんなことを考えて歩いていると、ふと白い人影を見たような気がした。
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