小学校中学年

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あとは、講談社文庫の、松谷みよ子さんの本。 日本の昔ばなし3巻は、繰り返し読んでました。 超短編が盛りだくさんで掲載されていて、たしか巻ごとに中身のテイストなんだかか違ったような。 冒険系やら悲しい話やら、とにかく日本各地にはこんなに伝承があるのか、と思いました。 ちなみに、人外とかが出てくる小説を私個人は書いてますけど、九尾の狐を初めて知ったのは、これに収録されていた「殺生石」という題名の話です。 あと、どこの地域の伝承かがわかる範囲で書いてあるんですが、人が人を食う、みたいな話もあったような。 飢饉の話だったと思います。 妖怪話というよりは、各地に伝わる話を過不足なくまとめてあり、とにかく考えさせられるところも多くて繰り返し読んでました。
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