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今日は、俺の彼女のミサキとの100回目のデートだ。今日、ミサキはどんな顔をするだろうか。と思いながらミサキを待っていると、約束の時間から10分遅れてミサキが走ってこっちにきた。「遅いじゃないか❗」「ごめんなさい。服選びに時間がかかって。」「まあいいよ。それより早く行こう。」と僕は彼女の手を握りデパートの屋上にあるレストランを目指し歩き始めた。口コミによると、そのレストランは夜景がとても綺麗らしい。予約もしたし、今はPM7:00だから、つく頃にはPM7:20だろうと考えながら早歩きで動いていると後ろから「ちょっと」「少し待って」と、ミサキの声が聞こえてきたが、夜景を見たら、気分もよくなると思って「いいから早く行こう」と言っておいた。前にたくさんの人だかりがあったが気にせず進んでいくと、スマホの着信がなった。見てみるとミサキからだ。俺は「ミサキ、メールするぐらいだったら、口で言った方が早いだろ。で、何だ?」と言いながら後ろを見るとそこにミサキはいなかった。いなくなっていた。イヤな予感が体中を駆け回り、俺は急いでメールを見た。そこには、「あなたの乱暴で、私のことを気にしない態度にもう耐えきれなくなりました。さようなら。ミサキ」と書かれていた。
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