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1.惚れて恋をする
俺の名前は榎本晋三【エノモトシンゾウ】。
年齢28歳で御曹司。
榎本邸の御曹司である。
御曹司も色々と大変な事があって困っている。
今は気分転換にコンビニに立ち寄ろうとしている。
俺はコンビニの中に入るとカゴを手に持って買い物を始める。
コンビニに来た所で買う物なんて特にない。
コンビニの従業員を見ると俺はある事を発見してしまった。
そこには俺が惚れる程の女性が居た。
この女性とは絶対お付き合いをしたい。
どうすればお付き合いできるのかが知りたい。
とりあえず、適当に何かを買おう。
俺はよくわからないが何かしらをカゴの中に入れていく。
そのまま会計をする事にした。
もちろん俺の対応をしてくれるコンビニの従業員は俺が惚れた女性の人だった。
お名前はなんて言うんだろうな。
ネームプレートの所に書いてあるじゃないか。
片桐夏枝【カタギリナツエ】さんか。
良い名前じゃないか。
どうやって声をかけるのかが問題だな。
片桐夏枝さんがお仕事を終えるのを待つ事にするかな。
俺は店内から外へ出ると片桐夏枝さんがお仕事を終えるのを外で待つ事にした。
しばらくすると片桐夏枝さんが外へ出てきた。
俺はすぐさま片桐夏枝さんに声をかけた。
「あの、すいません、お話を少しいいかな?」
「えっ? 私ですか?」
「ええっ、はい、ダメですか?」
「構いませんよ」
俺と片桐夏枝さんは立ち話をする事にした。
「片桐夏枝さんですよね?」
「どうしてお名前を知ってるのですか?」
「先程、買い物をした時にネームプレートを見まして……」
「ああっ、そういう事でしたか」
片桐夏枝さんは俺がお名前を知った事を納得してくれたみたいだ。
「あのですね、片桐夏枝さん、私とお付き合いしませんか?」
「えっと、それはどうしてですか?」
「貴方に惚れました、恋人になって下さい」
「…………」
片桐夏枝さんは黙っている。
やっぱり、ダメなのか……。
すると片桐夏枝さんは
「私でいいのですか?」
「はい」
「わかりました、恋人になります、宜しくお願い致します」
「ありがとうございます、こちらこそ、宜しくお願い致します」
俺は片桐夏枝さんと恋人になれた。
それはとても嬉しい事だった。
俺はこれから先も片桐夏枝さんと恋愛をして幸せになるのだった。
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