4-3.オーバーラン

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「なぁ」 「何ですか?」 「……あの時、何を思った?」 「あの時って……?」 分かっている。 分かっているけど分からないふりをする爽介に 楓は「一つしかないだろう」と言わんばかりの表情をする。 「お前が舞台の上で派手に転んだ時だよ」 「……それ、聞きますか」
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