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私の父と母は私にこの世に生まれた意味を教えてくれるはずもなく、私は父と母に何の期待もしてはいなかった。それは私が生まれてから今までの人生で学んだ事だった。私は考えに考えた末に今まで一度も誰にも言った事の無い自分の本当の気持ちを発表したんだ。だけど先生には馬鹿にされた。
先生がみんなの前で授業中に私を馬鹿にした事により今までよりもイジメがヒドクなった。お母様が有名な女子大の教授だという娘がイジメのリーダーで女子達は誰も彼女に逆らわなかった。私以外は誰も。私も別に逆らった訳では無い。彼女にイジメられていた何も悪いことをしない人をかばっただけだ。それから私がイジメられた。
酷い辛い学校が終わってヘトヘトでやっと家にたどり着いた。
せっかく給食を食べたのにもうお腹はペコペコだったが母が私の為にオヤツやご飯を準備してくれていた事など今までに一度もないのだ。
そして今日も何も食べるものはない。
お父さんは社長で学校ではお嬢様と呼ばれている私はいくら違うと言っても誰も信じてはくれないんだ。
いつもと違い家がバタバタしている。お母さんが会社の人達に指図をしている。多分今日は家に大切なお客様が来るのだ。いつもは女の人が沢山いるお店で接待してるのに特別な時だけは家に呼んでいた。年に5〜6回だ。そんな時は必ずいつもお父さんがするようにお客様が私を自由に好きにした。物のように殴ったりありとあらゆる暴行を受けた。
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