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第2話 蘭子ちゃんとイサム
イサム「誰か 俺を止めてくれ! 」
そこへ 蘭子 登場!
蘭子
「イサム! ゴメン! 」
蘭子は そう言って イサムの顔を 思いっきり 平手打ちした!
イサム
「イテッ! あっ、身体が自由になった!
蘭子ちゃん ありがとう☆ 」
イサム
「おい! そこの サラ回し か ザラマンダー か 知らねえが、よくも 俺に 強盗をさせようと しやがったな〜! 許さん! 」
イサム
「カメ ハメ ハー!」
イサムは 気合いと共に ザラマンダーを 投げ飛ばした!
ザラマンダー
「こいつ! 人間のクセに妖術が 使えるのか!
今回は 退散だ! また会おう! 」
ザラマンダーは 捨てゼリフと共に消えて行った!
イサム
「蘭子ちゃん… ありがとう。 おかげで 強盗しなくて 済んだよ。 何てお礼したら良いか? 」
蘭子
「イサム、カッコ良かったよ!
でも 本当に 妖術が 使えるの? 」
イサム
「あれは気功術さ。 相手に触れずに 相手を倒せる。 」
イサム
「蘭子ちゃん… 俺が 君を助けないと いけないのに……逆に助けてもらって…… 」
蘭子
「そんな事 無いわ。 イサムは ちゃんと自分で 戦った。 私を守ってくれたのよ。 」
イサム
「蘭子ちゃん……☆ 」
イサムは蘭子を抱き寄せた♡
イサム
「蘭子ちゃん、俺…彼氏として…合格かな? 」
蘭子
「うん、合格だよ♡ 」
イサムと蘭子は長いキスをした。
………………………………
蘭子の父である大魔王が 地上界へ 訪れていた。
蘭子の母:エミリー
「あなた♡ お帰りなさい。」
大魔王
「ママ、ただいま♡ チュッ♡ 」
エミリー
「あなた♡ 会いたかったわ♡ 今度は いつまで 地上界に居れるの? 」
大魔王
「3日間だ。そろそろ蘭子に魔界で暮らす訓練を始めなければならない…と思っているんだが、
どうだろう? 」
エミリー
「そうね、あなたの思うように なさると良いわ。」
大魔王
「エミリー、いつも家庭の事を任せっきりで…
申し訳無い!」
エミリー
「仕方ないわ。 あなたには魔界を司る 大切な
お仕事が あるんだもの♡ 」
大魔王
「エミリー♡ ありがとう♡ 」
大魔王とエミリーは 抱き合って お互いを愛おしんだ♡
…………
蘭子
「ただいま〜☆ あっ、お父さん お帰りなさい☆
会いたかったわ♡ 」
大魔王
「蘭子、お父さんも会いたかったよ♡ 」
蘭子
「私、もう少し遅く帰って来たほうが良かったかな?
お父さんと お母さんの邪魔をしたく無いの♡
そうだ、今日は私、早く寝るから…お二人で ごゆっくり♡ 」
蘭子は そう言うと、自分の部屋に駆けて行った。
エミリー
「まあ、蘭子ったら…… 」
大魔王
「蘭子も 気を利かした つもりじゃないのか?
そんな 気を使わなくても良いのに…… 」
蘭子は部屋に入ると イサムとの余韻に浸りながら…しかし、これから始まるであろう…
魔界の悪党達との戦いに心を備えていた。
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