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「あ、ああ!あ.......!」
蒴が勢いよく、俺の後ろを突いて、部屋にはふたりの肌が合わさる音がパンパンっと響き渡る。
そして、我慢が出来なくなった俺の手は自然と自分のモノへと降りていく。
「待って、ダメ.......ちゃんと中で感じてよ」
掠れた声で言われて、触ろうとしていた手は動かせなくなる。
でも、蒴の動く速さは勢いを増していき、俺のお腹はゾクゾクとしてくる。
「ま.......て、へん.......」
「いいんだ.......って、そのまま感じてろよ」
「.......っ、あぁ.......っ!」
激しく動く蒴に、俺の声は我慢なんてできなくて。
「.......っ、こう、き.......俺.......イきそ.......」
「俺、も.......っ.......あっ」
「一緒にいこ.......」
触ってないのに、イきそうになる感覚に、嘘だろって思った。
後ろから突かれてるだけで、イきそうになるなんて、そんなことありえないと思ってたから。
「.......っ、あ.......あ.......あ!イクッ.......あっ、.......あっ!」
俺が絶頂へと上り詰めたとほぼ同時に、蒴も俺の中でヒクヒクと波打って、絶頂を迎えたのがわかった。
俺は初体験を経験したことによって、蒴の存在がより大きくなっていった。
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