あの子がいなくなった

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今日のあの子は道のはじっこにいた。 猫をじっと見ていた。 僕は、あの子に声をかけてみた。 なんでいつも1人なの? あの子は僕を見た。 あの子は、何も答えなかった。 ただ、じっと僕を見ていた。 怖かった。 だから僕は、 急いで家へ帰った。 次の日、あの子はいなかった。
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