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橘さんが失踪して3ヶ月が経った。
私は橘さんの夢をよく見るようになった。
私は、夢日記をつける習慣がある。
○月○日
橘さんが必死に、
「ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい!」
と私に謝ってくる。
○月○日
橘さんが、
「お願いだから、現実に戻して!」
と言った。
私は、
「橘さん。あなたはもう私のものなの」
と返事した。
○月○日
橘さんが、諦めたような目をして、もう何も言わなくなった。
私が橘さんを抱いても、成されるがままだった。
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