いつのときも・・隣に

4/21
前へ
/21ページ
次へ
 凛は、電話を持って、ベランダにでた。 「構築中のシステム、サーバー1台と5台のストレージのセットを5セット作ってそれぞれパラメータを少しずつ変えてメインコンピュータと対話形式で接続・・そうそう・・どお?・・そうだよね・・じゃあ、今日は行かなくていい?・・有難う・・はい・・私も好きですよ、彩さん」  凛が戻ってきた。  優美、蜜柑、檸檬がじ~~ 「みんな・・どう・・したの?パクッ・・もぐもぐ?」 「凛さん、お相手だ~~れ?」 「もぐ・・もぐ・・、彩・・さん・・です・・優美・・さん」  全員 じ~~  蜜柑が、 「凛ちゃん、率直に聞くよ」 「パク・・もぐ・・もぐ、はぃ?」 「彩さんとの関係は?」 「ゴックン、彼女さんです。お付き合いしてます。この前・・研究室で強引に生まれた姿にさせられて・・初めてを・・奪われました。でも・・ねっ・・うん・・はい・・そういうことで、お付き合いはじめました。ポッ」 (((生まれた姿にするの流行ってる?))) 優美がハットして、 「檸檬さん、ごめん忘れてた、お母様より電話するように言われてた」 「有難うございます」  今度は檸檬が携帯を持って、ベランダに出て話し始めた。 「お母さん、・・ごめんなさいです・・はい・・で要件は・・11月30日に皆でご本尊・・見に来てって・・分かった・・うん、皆に聞いてみるね・・ありがとう」  蜜柑が戻ってきて、 「お父さんから皆に、11月30日の夜にご本尊を見にお出でって」  凛が 「11月30日の夜・・ご本尊?・・特別なことあるの?」
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加