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「君は拓郎さんを忘れる為に来たはず。
東京に戻れば、俺達は赤の他人。ここであったコトは全部夢だ・・・」
夢には思えない。
こうして、共に食し、笑い合い、時を過ごしている。
確かに拓郎に似てるけど・・・南条さん南条さん・・・好きだと言っても…彼は応えないだろう・・・惹かれた理由が明白だから・・・
夢だときっぱりと言う彼はこの南の島のバカンスを自分なりに楽しみ、リゾートラブを楽しんでいるのかもしれない。
「南条さんの言う通りですね・・・リゾートラブを楽しみましょう」
「リゾートラブか・・・君がそう言うなら・・・俺も楽しむよ。拓郎さんとしてでなく、南条玲斗として・・・」
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