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二階の寝室のベットはシングルベットが二つ並んでいた。
昨晩眠ったベットのシーツに押し倒され、彼のカラダに組み敷かれる。
膝立ちして、シャツのボタンを外す彼の瞳は既に情欲満ちていた。
シャツのボタンを全て外し終えると無造作に脱ぎ捨て、眼鏡を外した。
半裸姿の彼は私のカラダに乗り掛かり、優しく唇にキスを落とした。
何度も優しく降り注ぐキスの雨に下着の中はそれだけで湿りを帯びていた。
彼は私の耳朶を甘噛みし、首筋に指でなぞり、鎖骨に顔を寄せた。その瞬間、チクッとした軽い痛みが走った。
そして今度は胸許にも感じた。
彼は、私の鎖骨と胸許に自身のキスマークをして、マーキングをしたのだった。
「・・・南条さん・・・」
「今は玲斗いいですよ・・・」
スタンドのライトの光が映す彼の姿は妖艶だった。
拓郎には感じなかった大人の色香。
彼は私のマキシ丈ドレスの両肩の肩紐をずらして、脱がしかかった。
ドレスの上半身が脱がすと、チューブトップに隠れた二つの果実が現れる。
彼がそのままいっきに裾に向かって、伸縮素材のチューブトップをずらすと白い柔らかな双丘がプルンと揺れ、眼前に現れた。自身の胸に注がれる彼の不埒な視線を恥ずかしく思った。
「意外とあるんだな…もう少し小さいかと思っていたよ・・・」
彼の大きな掌に双丘は包まれ、指と指の間で、敏感な紅い実は挟まれ、擦られた。
「あ・・・」
私は思わず声を上げて、顎を上向かせた。
「もっと訊かせて…その声」
彼は容赦なく、紅い実を食み、舌先で転がした。
「はぁん・・・玲斗・・・さん」
私は甘い声を上げ、玲斗の名前を口にした。
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