あとがき

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あとがき

そうだ、完結させといてなんだけど、あとがきを書いておこう。 これを書いた人は、狼をおどろおどろしく演出したために、読んだ人の中に、猿と狼に何かひどい罰がくだらないと納得できない!もいう感想を抱く人がいるかもしれないと、心配している。 狼と猿は、傲慢の象徴だ。傲慢は、謙虚さを忘れなければ、そんなに悪いものとはいえない。狼は、リスの父さんの約束を忘れないためにしゃれこうべを持っているし、猿たちのリーダーのように振る舞うことは、人徳というのがなければ、できないことだ。 それから、もしかしたら、小リスが悪いのか?という感想を抱く人がいるかもしれない。ちょっと、ドングリ集めに夢中になることはあるけど、小リスはとってもいいやつらだよ。なにせ、カラスの勉強会に参加してくれるくらいだ。 つまりね、誰が悪いとか、そういう風に、書きたくはなかったんだよ。 小リスが大きくなって、成長して、立派になったのが、ちょうどいまだったんだ。小リスたち、成人おめでとう!
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