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第五話
第五話:グングニル皇国②
グングニル皇国とホビット族の間で同盟が結ばれてから数日後、その情報はガロア帝国軍にも情報として伝わっていた。
ガロア帝国軍としては、その同盟によりホビット族からの技術や物資が途絶えることは避けるべき事実であった。
そんななか、ガロア帝国周辺を航行していた二艘のノアが、ネロ単体の攻撃により攻略される。
その二艘のノアはガロア帝国の傘下に入り、軍事目的に改造され、一艘はファントムと命名され、もう一艘はナイトメアと命名された。空中要塞と化した二艘のノアを手に入れたことにより、ガロア帝国の軍事力は揺るぎのないものとなった。
さらに、ネロは、捕虜となったホビット族のなかから、最長老と思われる人物を研究目的で軍事医療施設に監禁した。
それは、その長老を遺伝子レベルで研究し、“無”に対抗したとされる、3つのレクイエムと呼ばれた最終兵器についての情報を得るためであった。
その一ヵ月後、ネロはホビット族の遺伝子内に隠されていた秘密を知ることとなる。そして、オベリスクたちが聖剣を鍵と呼んでいた理由を知ることとなった。
数ヶ月後、ネロはファントムとナイトメアを投入して、グングニル皇国へ再度侵攻を図る。
これにより、グングニル皇国は壊滅状態となる。
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