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ヒロキは学校へ到着し、下足箱を開けた。
すると、内ばきの上に白い便せんがのっていた。まさかのラブレターである!!
ヒロキは胸打つ鼓動を聞きながら、ゆっくりと便せんを手に取った!
"菅ヒロキくんへ 白石舞ちんより"
「キターッ!!!」
ヒロキの歓喜の大声に、周りの生徒達が注目する!!
ヒロキは慌ててラブレターを制服のズボンに隠すと、何事もなかったかの様に内ばきに履き替えた。
「早速、進展があったみたいね!私の話しウソじゃなかったでしょ?」
「いやいやいや、まだ中を開いて読んでないから分からないよ」
そう言葉で慎重さを伝えるも、顔は完全ににやけていた。
ヒロキはそのまま教室へは行かず、男子トイレに入ってラブレターを確認してみる事にした。
「私、女子だからトイレの前で待ってるので!
早く出て来てねー!」
ラブの言う事も上の空で、ヒロキは男子トイレに駆け込んだ!!そして大の個室へ素早く入る!
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