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菅ヒロキ君へ
ヒロキ君の事が急に頭に浮かんで、心臓がドキドキするの!
これって”恋”かなぁ?
舞ちん、ヒロキ君の事が凄く気になってるの!!
良かったら、昼休み屋上に来てね!
舞ちん、待ってるよ(ハート)
舞ちんより
ヒロキは、舞からの手紙を読み終えると、天井に向かってガッツポーズをとった!!
「よっしゃー!!来た来たー!!」
隣でトイレをしていた男子は、ヒロキが便秘だったのではないかと悟った。
ヒロキはトイレから出ると、自分の教室へ向かった。
「どうだった?良いこと書いてあったの?」
ラブは宙を浮きながら、手紙の内容が気になってヒロキに尋ねた。
「凄い!このノート!!本当にラブレターが白石舞ちんから来たよ!昼休み屋上で告白タイムかも!!」
「良かったね!!願いが叶ったみたいだし、ノート返してくれる?」
ラブはノートが欲しい事をやんわり言うが、ヒロキにまだその気はなかった。
「もう少し待ってよ!まだ舞ちんから告白されてないし」
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