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そこへ、ヒロキランキング2位の広瀬鈴(ひろせ すず)が廊下を通り過ぎた。
セミロングのしなやかな髪から、シャンプーの匂いがヒロキの鼻をくすぐる。
ヒロキは鈴の姿を目で追うと、再びラブノートを取り出した!
「ああ!!ちょっと、何してるの!!まさかまた名前書くつもり!?舞ちん、いるのに浮気しちゃう訳?」
ラブはヒロキの様子に呆れる。
「もう1人ぐらい良いじゃないかな。鈴ちゃんも可愛いんだよね〜」
ヒロキはそう言うと、ラブノートに"広瀬鈴"と名前を書いた。
「よし!これでどう展開してくるのか、楽しみだな!!」
ヒロキは教室へ入ると、自分の席へ着いた。
すると、2人の女子生徒が同じタイミングでヒロキの席に駆けて来た!!
白石舞と広瀬鈴である!!
ヒロキは突然の事に驚きながらも、2人の女子生徒の様子を伺った。
「ヒロキ君、おはよー!!」
「ヒロキ君、舞ちんの手紙読んでくれたー?」
同時に可愛い女子生徒2人にヒロキは話しかけられ、他の男子生徒達が動揺しザワつく!!
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