男性というのはなぜそう言う事しか考えられないの

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1.貴方ってそういう事しか考えられないの 私の名前は愛川里美【アイカワサトミ】。 年齢20歳で主婦兼OLをさせてもらっています。 それと周りからは美女という評判が……。 確かにお胸も大きいし、お尻も大きいのでそれは認めます。 私はそのせいで男性にはいつもイヤらしい目線で見られています。 それが本当に嫌でしょうがない。 夫もそのうちの一人です。 夫の名前は愛川海斗【アイカワカイト】。 年齢26歳で当主をしています。 当主というのは愛川邸で一番偉い人の事。 私は夫には頭が上がらない。 なので、私は夫の言う通りにしようと考えています。 今は自室でゆっくりとお茶を飲んでいます。 するとドアがノックされる。 「里美、いるのか?」 「はい、おりますよ」 「お話をいいか?」 「はい、いいですよ、お入り下さい」 海斗はドアを開けてお部屋の中に入るとドアを閉める。 「お話って何ですか?」 「里美のパンツを見せてくれないか」 「は? 何を言ってるの? お馬鹿ですか?」 「夫に向かってそういう事を言うのか?」 「いえっ、決してそういう意味で言ってません」 「じゃあ、どういう意味だ?」 「それはですね……馬鹿じゃないの、パンツなんて見せないわよ」 ど、どうして口からこんな言葉が出るのよ。 確かに心の中では思っているけど、口に出して言いたくないのに……。 これじゃまずいじゃない、夫を怒らせるだけじゃないの。 本当にどうにかしないといけない気がする。 ここはこのお部屋から逃げましょう。 「まだそういう事を言うのか」 「ご、ごめんなさい、海斗」 「許さんぞ」 海斗は怒っている。 このままでは何をされるのか……。 一刻も早く逃げる事が大事ね。 「海斗、ごめんなさい」 私はすぐさま走ってドアを開けてこのお部屋から出た。 すると海斗は 「里美待ちやがれっ!」 海斗が私を追いかけてくる。 私は海斗に捕まらないように逃げている。 さすがに海斗の方が足が速かった。 このままでは追いつかれてしまうのも時間の問題だった。 そこに丁度隠れる場所を発見した。 私はそこに隠れる事にした。 すると海斗は一旦、立ち止まって辺りを探している。 ここならきっと見つからないと祈るしかない。 しかし、そんな甘い考えは意味をなさない。 「里美、見つけたぞ」 「きゃあっ、海斗、来ないで、お願い」 海斗に見つかった私は後ろに下がる事しかできない。 しかし、後ろに下がろうとするともう下がる事ができなかった。 海斗に捕まってしまう、どうすればいいのよ……。 「さ~と~み~」 海斗の目がエッチな目になっている。 こんなとこで捕まるわけにはいかない。 「里美~~っ!」 海斗が私に襲いかかってきた。 私はそれを避けると海斗はまた襲いかかってくる。 その時だった。 一瞬の隙ができると私は弁慶の泣き所を蹴り上げた。 すると海斗は 「うぐっ、いてえじゃねぇか、やったな、この野郎っ」 私は海斗をますます怒らせたようが気がする。 さすがにもう取り返しがつかないでいる。 ここは逃げるしか道がない。 「海斗、ごめんなさいね、ごめんなさい」 私は謝ると走って逃げる事にした。 海斗は 「里美、俺を本気で怒らせたな、うぉぉぉぉぉぉっ、これが俺の怒りパワーだ!」 私は走って逃げているために海斗の言っている事が聞こえてない。 すると海斗は猛ダッシュで私を追いかけてくる。 「海斗、足が速すぎる」 追いつかれて捕まったら何をされるというのよ。 よくわからないけど、逃げ切るしかない。 「里美、待てやっ、ゴラァ」 海斗はものすごいスピードで私を追いかけてくる。 本当に追いつかれてしまう。 その時だった。 私は海斗に追いつかれて捕まってしまった。 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、里美、捕まえたぞ」 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、海斗、ごめんなさい」 里美と海斗は息が荒かった。 「な、何を言っているんだ、俺の事をさんざんコケにしといて」 「そ、それは……ごめんなさい……」 「許すわけないだろ」 「お願いします、痛い事はしないで」 海斗は私の頬を手で叩こうとしている。 しかし、私の頬を手で叩こうとしていると見せかけて私のスカートを脱がしてきた。 「何をしているの、やめて」 「里美のパンツ見えたぜっ」 「お願いそんな見ないで、恥ずかしいじゃない」 「里美はこういうパンツを履いているんだな」 私のパンツは可愛らしいイチゴの絵柄がある。 こんな屈辱初めてだった。 海斗にパンツを見られるなんて……。 「どうだ? 夫にパンツを見られる気分は」 「いい気分とは言えない」 「そうだよな、しかし、里美のパンツはイチゴの絵柄があるパンツだ、 とても可愛いじゃないか」 「パンツで褒められても嬉しくないよ」 「そっか」 夫はきっと私のパンツを見たことで満足しているに違いない。 私の方はパンツを見られて恥ずかしいだけだった。 こうなったら夫に仕返しするしかない。 私はスカートを履くと夫の股間を蹴り上げた。 すると海斗は 「ぐほっ、痛すぎる、痛いじゃないか、ここは急所だぞ、里美してくれたな」 「あはっ、海斗が私のパンツを見たからよ、仕返しよ」 「まだ痛いな、痛すぎる」 海斗は股間の所を手で押さえている。 見てて本当に痛そうに感じる。 その痛さも男性にしかわからないと感じている。 私はそのまま歩いて自室に戻る事にした。 「里美、待ちやがれっ」 夫の声が聞こえたけど、無視する事に決めた。 自室に着くとドアを開けて中に入るとドアを閉めた。 「本当に疲れたぁ」 私はベッドの上に乗ると横になった。 今は疲れをとるために休んでいる。 しばらくするとドアがノックされた。 「里美、居るんだろ?」 「………………」 私は疲れていたのか、寝てしまっている。 海斗が勝手にドアを開けてお部屋の中へ入ってくると静かにドアを閉めた。 「里美は寝ているのか」 海斗は私の傍まで来ると何かを呟いた。 「里美は本当に美女だな、俺にはもったいないくらいだ、しかし、里美は俺の自慢できる妻だ、 それに里美は胸もお尻も大きいから俺好みだ」 私は寝ているために海斗の言っている事は聞こえていない。 すると海斗は私の唇に口付けをしてきた。 海斗は私に対して深い口付けをしてきた。 すると私は目が覚めると 「海斗……何をしているの?」 「呼んでもお返事ないから勝手に入って来た。それと里美の寝顔は可愛いな」 「恥ずかしい事は言わないでよ」 「別にいいじゃないか、夫婦なんだし」 「それはそうだけど……」 私は海斗に寝顔を見られて恥ずかしい。 私は赤面している。 「里美愛してる」 海斗は私に口付けをしてきた。 「んんっ……んんっ……」 海斗の口付けは上手い。 すると海斗は深い口付けをしてくる。 「んんっ……んんっ……んんっ……」 口付けってこんなにもすごいのね。 私は改めてすごいと実感している。 それにこんなにも口付けをされると蕩けてしまう。 海斗は口付けをするのをやめた。 「里美の唇は柔らかいな」 「な、何を言っているのよ、馬鹿じゃないの」 私は恥ずかしくて俯いている。 「里美は本当に恥ずかしがり屋だな」 「こんな表情を見せるのは海斗だけよ」 「それはそうだな、他の人には見せれないよな」 私は頷く。 「海斗はどうしてそう言う事しか考えられないの?」 「そう言う事とは?」 「そのね、パンツ見たいとか」 「その事か、男性はみんな妻のパンツを見たいぞ、ただそれだけだ」 「私には理解できない」 「男性にしか理解できないな」 「そうなんだ」 よくわからないけど、私は納得するしかなかった。 それでも私は夫の事が大好きで愛している。 恥ずかしい思いをするのはつらいけど、夫のためなら仕方がない。 これも夫婦の形の1つなのかもしれない。 男性は妻のパンツを見たいのかぁ。 私はぜんぜん理解できない。 「海斗……デートしたいなぁ」 「デートいいな、デートするしかないな」 「海に行きたいな」 「海はいいなぁ、そうするか」 里美と海斗はデートをする事が決まった。 デートの行先は海。 今は季節で言うと夏だった。 暑いから海は丁度いいのかもしれない。 デートではどんな恥ずかしい事が起きるのか。 それは里美も海斗も楽しみでしょうがない。 その後、海にデートに行って恥ずかしい出来事も起きた。 それはそれで里美と海斗にとっては楽しい事でした。 それからはお互いにデートを重ねて楽しんでいます。 里美と海斗は理解はできないものの、相性はいいので楽しく暮らしています。 相変わらず、海斗は里美のパンツを見ようとしますが阻止されて見えません。 それでもパンツを見たいと海斗が言うと里美は見せているようです。 そういう生活をしている方がきっと幸せなのでしょう。 これからも二人は末永く幸せにやっていくでしょう。
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