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そんなこんなで順番に屋台を巡り、お腹も膨れたところでルイスが射的対決をしようと言い出した。
三人でそれぞれ弾を八発ずつ貰い、撃っていく。
並んでいる箱には、色んな薬草の名前が書いてあり、箱を倒すと薬草が貰える。
こういうところに日本との差を感じる。
結果、セラフィムが七発、俺が六発、ルイスが三発。
ﾙｲｽ「ウソー⁉︎」
リーチだったセラフィムは密かに悔しがっていた。
その隣で、七発目まで全て箱を倒し、残る一手を賭けた少年が一人…
カタン
「おめでとうございます！」
カランカラン
どうやら倒したようだ。
店員がベルを鳴らしている。
「あ、湊」
湊「あ、カイト」
ﾙｲｽ「知り合い⁉︎」
湊「クラスメイトだよ」
なんとそれはカイトだった。
ｶｲﾄ「え、会長？なんで湊と？」
ｾﾗ「満喫してるなー」
手に綿飴の袋ぶら下げて、側頭には狐のお面。
そして今手に取ったのはりんご飴。
ｶｲﾄ「えーっと、こちらは？」
湊「俺の使い魔」
ｾﾗ「どうも、セラフィムだ」
ｶｲﾄ「…は？」
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